– Czech / Germany 2024.7 –

必ず訪れるアンティークマーケットは丸一日いても飽きない。
まだ真っ暗の早朝から夕方まで、会場内を何周も回りものとの出会いを楽しんでいます。

– Czech 2022.12 –

久しぶりの買付けの旅となりました。

SKLOのオープン以来、足繁くチェコを訪れてきましたが、これほど長い期間が空いたのは初めてのことです。今回は、チェコの首都プラハと第二の都市ブルノを拠点に、ポーランド、スロバキア、オーストリアとの国境地帯まで足を伸ばし、多くの「もの」と出会うことができました。

コロナ禍を経たこの3年間で、世界はどのように変わったのでしょうか。はっきりと言えるのは、海外ではすでにパンデミックを引きずっていないということです。マスクはとっくに外され、人々は前を向き、変化後の世界を生きています。

一方で日本は、いまだにコロナ「以前」の社会を必死に取り戻そうとしているようにも感じられます。しかしチェコは、すでに「次」の世界に進んでいました。たとえば店舗の営業スタイル一つをとっても、アポイント制の導入やオンライン化が進み、改めて「店とは何か」、そして「個人で店舗を営むことの意味とは何か」を考えさせられる機会となりました。

また、移動の時間は、自分自身と向き合う時間でもありました。

インターネットで簡単に「もの」が手に入る時代に、なぜ時間とお金をかけて海外へ行くのか。なぜ、海外での買付けにこだわるのか。

考え続けた末に行き着いた答えは、「感じたい、感じるべき」ということ、そして「それを伝えたい、伝えるべき」ということでした。自分の実感を伴って物事を理解し、伝えることこそが、何よりも大切だと考えているからです。

– Czech 2017.5 –

チェコとドイツでの買付けを終えました。

毎度のことではありますが、今回も多くの新たな発見がありました。最近、「良い物が少なくなった」という声をよく耳にします。特に同業の方々から聞くことが多いのですが、私自身は、物は今もなお山ほどあると感じています。

たしかに、特定の物や様式に固執してしまうと、見当たらなくなることはあるかもしれません。しかし、目の前に広がる可能性の山を前にして、ひとつの答えに執着するのは、あまりにも惜しいことです。選択肢は、まだまだ無数にあります。

その中から、自身のアンテナに触れたものをすくい上げる。そして、その選択を自分なりに検証する。お客様への説明のためだけでなく、「なぜこれを選んだのか」を自分自身が理解できているということは、客観的な状況や、自分の現在地を知ることにつながります。

そうしていくうちに、必然的に「何を選ぶべきか」も見えてきます。逆に、固執が生まれているときは、自分の直感に対する信頼が揺らいでいるサインなのではないか。私はそう考えています。

journal

定期的にチェコを中心とした中欧諸国へ買付に出かけています。現地ではさまざまな出会いや発見があります。買付を通して得た経験を、少しでも皆さまにお届けできればと思っています。